インタビュー 株式会社アルフレッドコア 代表取締役社長 上村学氏 最終回「未来の香り」

By • 11月 7th, 2009

次代の会 会員の皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
「次代に伝えるインタビュー」IT業界の次代を担うベンチャー企業として急成長を遂げている株式会社アルフレッドコア 上村 学(かみむら がく)代表取締役社長のインタビュー、いよいよ最終回をお送りいたします。

株式会社アルフレッドコアは、2007年6月創業。PCや携帯のみならず、iphoneやアクトビラ、wiiなどのマルチデバイスに対応し、かつさまざまな機能拡張が可能な高機能CMS「 A.C.E 」を自社開発して展開しながら、大規模システムの受託開発も行っています。上村社長は現在30歳、同社は設立から2年を経過したばかりですが、その高い技術力、製品力で大手Sier や名だたる大企業のウェブシステム開発を多数請け負っているベンチャー企業です。

Q. 社長、いよいよ最終回となりました。何卒よろしくお願いします。
前回はこの半年間に経営者として経験されたことの大きさ、そしてそれを乗り越えたことによって新しいステージへとアルフレッドコアが入ってきているというお話をお伺いしました。
今日の最終回はアルフレッドコアのこれからについてもお聞かせ頂きたいのですが、アルフレッドコアはベンチャーとして、今後どういったメッセージを発信していかれますか?

A. 今の検索エンジンにしてもOSにしても、全てアメリカで開発されたものですね。しかしそこに対して「純国産」で開発された商品を、私たちベンチャーから発信していきたいと考えています。
ビジョンとしては起業した当初から純国産の製品で世界を目標にした勝負をかけていきたいと思っているので、そのようなかたちで海外でも弊社の製品を扱ってくれるようになってくれる、いわゆる代理店的なサポーターに対してライセンス的なビジネススキームを組みたいと考えています。

Q. おお!スケールが大きいですね。IT業界は他の業界に比べ、世界への参入はハードルが低いほうかもしれませんが、それでも「純国産」にこだわって世界を舞台に打って出るというのはロマンがありますね。では具体的にいうとどんなものを展開していこうとお考えですか?

A. ネットワークのコンシェルジュサービスを展開していきたいと考えています。私が以前からイメージし、目指しているAI(人工知能)を搭載したロボット技術を搭載したOSの開発ですね。
そんな中、アメリカのシリコンバレーを中心に数社、アジアやシンガポールなどからも将来に向けたパートナーシップのお声がけを頂いている状態で、今はそのパートナーを探しているという状態ですね。

Q. なるほど。しかもそれを構想ではなく、実現に向けた具体的な戦略としてのビジョンが見えていて、世界各国からのパートナーシップに向けたアクションが開始されているというわけなのですね。
日本国内での熾烈な競争の中で急成長を遂げてきていることすら珍しい話だと思いますが、さらに先を見越したビジョンの具現化に向けて動いている。そのパワーの原動力になっているものは何なのでしょうか。

A.それは。。無駄遣いです(笑)。この前もスケルトンのオープンウェア設計のパソコンを購入しました。気になってしまうと手に入れないと気がすまない性格だと思います。
ロボットとかUFOとか、未来を想像させる、未来の香りがするものが大好きで、そういったものにずっと触れていたいですね。

Q.なるほど「未来の香り」ですか。では他に未来の香りがするもの、は何かありますか?例えば車とか?

A. 正直なところ未来の車にはあまり興味がないですね。今所有している車で十分かなと思います。車が自らしゃべるわけでもないし。事あるごとに「全てをネットで繋いでしまえばいいのに」そう思います。

例えば今日ソフトバンクショップでiphone 3GSの申込をしたのですが、店頭にあった申込用のタッチパネルのほうが欲しくなってしまいました(笑)。私からすればそちらのほうが「未来の香り」がしたというか。
お金をかけて買えないものって探すほうが難しいと思いますが、それでないものなら作ってしまえばいいのだ、と根っからモノづくりが好きですから、よくそんなふうに考えたりします。
私以外の誰かがそれを実現して商品を開発したりするのだろうと分かってはいるのですが、それでも未来の香りをするものを自分で作りたい、そういう気持ちがとても強いです。

Q.個人的にはよく新聞などで自分が考えていたアイデアが商品化されたリリースなどを見ることがあり、そのときには猛烈にくやしい思いをしたりするのですが、社長はどうですか?

A.うーんどうだろう。そういうことは殆ど私の場合はないですかね。現在幣社の製品力を超えるものは正直ほとんどないのではないかと思っています。もし他社さんで全て実現可能なのであれば、私がこちらから買収してもらいたいといいにいきますよ(笑)。
それは大げさにしても、他社のサービス、新しい技術などを見るたびに「どうやったら弊社の開発したシステムと連動できるのか」ということをよく考えます。
CMSひとつ取り上げても、全て検索エンジンと繋いでしまうとかね。いろいろと考えればきりがないですけどね。

Q. そうですね、これからは特に新しい技術を繋ぐことによってさらに新しい発展が生まれるといった土壌としてはその素地は固まっていますからね。あとはそれを実現できる技術力があるか、といったところでしょうが、お聞きする限りそのポテンシャルを十分持ったチームなのだという自信が社長と話していると感じられますね。
社長、今回は大変お忙しい中お時間を割いて頂き誠にありがとうございました。
お体に気をつけて更なる「未来の香り」がする商品の開発に取り組まれてください。この度はどうもありがとうございました。

A.    はい、頑張ります。ありがとうございました。

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